沖縄向け耐候性・耐塩害量産塗装

相談の経緯

屋外暴露条件の厳しい沖縄県の屋外製品向けの塗料選定と量産の相談。
高温多湿、また海からくる塩害にも配慮した塗装工程の希望。
被塗物は建築金具や施設の装飾金具のため、耐久年数も求められる。

 

当社対応の概略

塗料選定・試作塗装に加えて、より信憑性を持たせるため現地での暴露試験を提案した。
まず塗料においては高耐候性型のアクリル塗料・ハルスハイブリッド塗料・フッ素塗料の
3点を提案し、それぞれ下塗りには耐久性に優れた高性能プライマーを使用した。

量産に関しては当社で対応するのは難しかったため、お付き合いのある塗装会社様の中で
当該製品の塗装に適した設備環境を持つ会社へ依頼する事とした。

 

 

結果

屋外暴露試験の結果と製品化価格帯のバランスを踏まえて、
ハルスハイブリッド型の塗料が採用となった。
塗膜性能試験においても良好な結果で、安心して量産に移ることが出来た。

また量産に関しては塗装内容とマッチングする塗装会社をスムーズに仲介することが
でき、継続して生産が続いている。
また、これをきっかけに塗装点数も増加している。

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