新潟の塗料販売店 三基物産です！
暑さもだいぶ落ち着いてきて、ようやく今年の夏も終わったなと実感できる日が続いてきましたね。
9月は3連休が2回も控えており、そのタイミングで社内の営繕関係などを実施する企業も多いのではないでしょうか。
当社はお盆休み前に、恒例の社内塗装設備のメンテナンスを実施しました。
前回はGW前に実施しているため、約3ヶ月間経ってどのような状態に
なっているのでしょうか。
普段あまりメンテナンス日を設けていないという方には参考にしていただき、
設備メンテナンスのきっかけになっていただければと思います。
まずはクリーンルーム内のベンチュリーブースから！
主に当社のベンチュリーブース清掃では、
・ファンの羽根清掃
・ブースの水交換
・ブース壁面の清掃
・ブース背面内の清掃
を主に実施しています。
ファンを開いて確認してみると
一見そこまで汚れていない様に見えますが・・・
スクレーパーを入れてみると塗料ミストの堆積がポロポロ剥がれてきます。
厚みが分かりますでしょうか。
特筆すべきは、
・前回の清掃から3ヶ月しか経過していない
・当社は毎日塗装作業をしているわけではない
という点です。
塗装作業を毎日行っているブースではこの何倍もの量が堆積していることが
容易に想像できるかと思います！
「最近塗料ミストの吸い込みが悪い」、「なぜか途中でファンが止まってしまう」
「異音や振動が以前より大きくなった気がする」など、
思い当たる節はありませんか？
それらすべて、ファンの清掃で改善される場合があります。
普段確認することが無いようでしたら、早めの確認をお勧めいたします。
放置した結果、万が一故障してしまうとモーター不足などで業務の再開が
遅れることもありますのでご注意ください。
堆積していた塗料の清掃後、羽根のバランスを確認して終了です。
ブース内の壁面はGW以降、塗装作業後に高圧洗浄を行ったりとこまめな清掃を
試験的に実施したため、スムーズに完了しています。
また、今回は床の塗装も行いました！
Before
After
こぼれた塗料など汚れが広がっており、ゴミの発生原にもなりかねないので
状態を踏まえてメンテナンスしています。
最後に調色エリアにある乾式塗装ブースです。
・フィルター類の交換
・堆積した塗料ミストの除去
を主に行うのですが、今回は層となってしまった箇所の除去を行いました。
スクレーパーなど人力では限界があったので、今回は電動工具たちを使いました。
画像で伝わりますでしょうか、元来の仕様かのようになった厚みを持った
塗料ミストが・・・
電動工具を用いてもかなり手強く、熱中症のおそれがあったため部分的な
除去で今回はストップ。
また時間を見て作業を行います。
塗装ブースなど溶剤を使用する環境では、電動工具等の使用は十分に注意して下さい。
場合によっては爆発や火災など大きな事故につながりますので、
安全に使用できる環境であることをしっかり確認しましょう！
皆様もブース清掃や塗装エリアの環境整備など、メンテナンスのお悩みなどございましたら、お気軽にお聞かせください。
ちなみに今はブース壁面の塗料堆積や、付着したミストがゴミとなって舞わない様、新たな製品などをいくつか試してみる予定です。
製品の効果を私たちも体感した上で、皆様にまたご紹介させていただきます。
