ブースのメンテナンスと清掃は定期的に!

 

以前も何度かご案内しております、塗装ブースのメンテナンスや清掃をはじめ、

 

塗装作業環境の改善に関する多くのご相談をいただいております。

 

ありがとうございます!

 

 

例えば…

 

・塗装時にゴミが目立つ

・お客様からの塗装不良基準に対応しきれないものが出てきた

・ブースから異臭がする

・薬品が効かず、塗料スラッジの回収が非常に手間

 

 

 

 

などなど、塗装作業時だけでなく

作業環境やメンテナンス方法にも原因がある場合がございます。

 

 

 

最近ですと、

 

・塗装ラインで塗装時は問題ないが、その後ゴミが付着して出てくる

 →原因追及~塗装ラインのチェーンから発生

 →→ラインに***を設置し改善

 

・要求が厳しくなり、糸ゴミや埃等による塗装不良の指摘が増えてきた

 →塗装作業環境等確認~原因箇所の究明

 →→対策案を何点か提案させていただき、1つずつ導入し経過観察中

 

 

などをはじめ、いくつかの事例を解決・対応しております。

 

 

 

塗装時にいくら気をつけていても、作業環境自体がクリーンでなければ

やはり不良率は上がって再塗装になり、コストはかかっていくばかりです。

 

 

 

当社では試作塗装も行っておりますので、

定期的に自社ブースの清掃や環境改善などメンテナンスを行っております。

今回はその様子をご紹介したいと思います!

 

 

☆乾式ブース

 

 

弊社では主に試作塗装や調色の色合わせや見本板作成、

また塗料サンプルの試し吹きなど様々な場面で使用しております。

 

 

毎日清掃を行うのはもちろん、定期的にメンテナンスやフィルター交換など行っています。

 

 

 

長年使用しているので塗料の固着など箇所によってはありますが、

定期的にメンテナンスを行っているので、問題なく活躍してくれています。

 

 

☆ベンチュリーブース&クリーンルーム

 

 

こちらは試作塗装の中でも、精密さが求められる塗装や

展示会用の展示品を塗装したりとゴミブツのない塗装が求められる際に使用しています。

 

 

 

また、ブース処理剤やゴミブツ対策商品など当社で取り扱っている製品を実際の作業の中で

テストしたりと、当社の活動を支えてくれています。

 

 

 

ブースメンテ・清掃の様子

 

 

ちらも定期的に手を加えることで、安定した塗装環境を維持しています。

 

 

この日は

・ブースのファン清掃

・給排気のバランス確認

・ブースの水交換とスラッジ完全回収

・ゴミ対策消耗品の交換

 

といった、日常的に行う作業に加えて普段なかなか行えない作業を中心に行いました。

 

ブースの水も抜き取って隅々まで塗料が固着した箇所を落としたり、

給排気のバランスをみたりとメンテナンスを行ったりしています。

 

ちなみに塗料ミストによる汚れが起きやすい箇所には、事前に養生を施して

短いスパンで交換。

設備の汚れを防いでいます。

 

 

クリヤ塗装など特にゴミが目立ちやすい作業の前には、ゴミのリスクを防ぐために

散水を行えるよう、足元や配管を工夫してあります。

 

また、クリーンルームの中へは防塵着・防塵靴を身につけての使用を義務づけているのですが、

それでもホコリや糸ゴミなどは付いてきてしまいます。

 

 

そのため、クリーンルームの入り口には

 

上図のような仕様で対策を施しています。

 

 

防塵靴底のゴミや舞い落ちる埃などは粘着クリーンマットで取り除き、

全身に自動エアーを満遍なく充てることで、ダストキャッチネットで回収する

といった仕組みでクリーンルームの環境保持に努めています!

 

 

実際にダストキャッチネットを見ると

 

 

 

 

といった具合にしっかり取ってくれます。

貼り付けた箇所に粘着が残ることもないので、交換作業の手軽さも嬉しいポイントです。

以上が、当社でも行っている塗装環境を良くする取り組みの一部です!

 

 

 

 

他にも金庫型乾燥炉の中にもダストキャッチャーを設置していたりと、

様々なアイテムや、今までの知識・経験を活かして対策を考案・テストしています。

 

 

 

もちろん全て当社にて取り扱っているアイテムになります!

 

・作業環境の改善を考えている

・塗装不良が増えている

・再塗装が多く、なかなか解決しない(原因が分からない)

などなどでお悩みでしたら、一度ご連絡ください!

塗料だけでなく、その環境に応じたご提案をさせていただきます!

 

 

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